ここいろな日々

ここいろは、紅茶・イングリッシュスコーン・ハンドメイド作品が楽しめる和空間です

ここいろのお座敷にある、額と掛け軸の書について。


この額は、私の曾祖父が野田卯一氏からいただいたものなのですが、
実は私自身、何と書いてあるのか・・・ずっと気になっていたもののそのままになっていました

ここいろを始めてからは、お客さまからも「何て書いてあるの?」と質問されることが多く、
思い切って野田聖子さんの事務所に写真を見てもらい、何と書かれているのか調べていただきました
kakejiku1.jpg

『徳不孤』徳は孤ならず

徳は孤立することがない。
「君子は敬によって心を正し、義によって行いを正す。
この二つが両立すれば、その人徳は孤立しない」
《論語》里仁にも、「徳は孤ならず、必ず隣有り」とある。


孔子の言葉だったんですね。
・・・教えていただかなかったら絶っっ対に読めなかった

現代の言葉で言ったら「徳のある人は孤立しない。必ずまわりに人が集まってくる」こんな感じでしょうか。
”徳”という言葉の意味は、とても奥深いものですが、
日々の生活の中で言えば、「何事にも感謝の気持ちを持つ」ということから始まるのかもしれません。
感謝の気持ちを持っていれば、人にやさしくすることができ→笑顔が溢れ→まわりも幸せになり→人が集まってくる。

「徳は孤ならず、必ず隣有り」となるのでしょう

残念ながら曽祖父に会ったことはありませんが、祖父が受け継ぎ、今は私が毎日目にするこの額。
大切にしたいと思います



そしてもう一つ。
こちらも聞かれることが多々あるので書いておこうと思います。
kakejiku2.jpg

『松無古今色 竹有上下節』松に古今の色無し 竹に上下の節あり

松は季節の変化に関わらず、常に緑の葉に覆われている。
まわりに惑わされることなく、変わらざる心で生きたいもの。
竹には上下の節がある。それぞれの立場をわきまえてこそ、秩序も保たれる。
私心を捨てて、互いに助け合っていきたいもの。
(万福寺 禅の言葉より)


禅の言葉で、これが全句です。
今回色々調べる中で、この言葉にも様々な解釈があることがわかりました。
ただ、私はこの解釈がいちばんしっくりときたのでこちらを


そういえば先日、お客様がこの掛け軸を見て
「これは、このお店のために書いてもらったの??」と聞かれました。
最初は理由がわからず、祖父母の掛け軸ですとお答えしたのですが・・・
そう思った理由をお聞きしてびっくり!!

古今色=ここいろ

と思ったからだと!!

ほんとだー
そんなふうに思って見たことがなかったので衝撃でした!
もちろん全くの偶然ですが、何だかこの掛け軸にとても愛着が沸いてきました

ここいろのお店のスタイルは、普通の喫茶店やカフェと少し違い、
何というか・・・自分でも色々と試行錯誤しながら、改善しながら・・・日々模索しています。
岐阜という喫茶店文化の中心地で、自分のやりたいカタチが受け入れてもらえるのか、
といった気持ちもあります。
ただ私は、”自分が”心地良いと思える空間作りを自分なりに追求して
お客さまにも同じように思っていただけたら何よりうれしいのです。


この掛け軸を読んで、(今の私にとっての解釈ですが・・)
松が、季節の変化に関わらず常に自分のあるべき姿でありつづけているように、
私は私らしく、自分の良いと思うカタチを一生懸命追求していこう!

そう思いました

そしてまだまだ私の頭の中では、色々な楽しい構想があります♪
きっと来ていただくたびに、少~~しずつ色々なところが変わっていくと思いますが、
その変化も一緒に楽しんでいただけたらうれしいです


※もうすぐ新しい紅茶が入荷します!








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2 Comments

gohaya  

No title

素敵!鳥肌たっちゃった!
何か、本当に導かれてるね!!!

2012/09/13 (Thu) 20:24 | EDIT | REPLY |   

shoko  

No title

古今色・・・すごいよね!!
ほんと聞いたときはゾゾっとしたよー!

2012/09/13 (Thu) 21:11 | REPLY |   

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